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困惑の知事

  • 2020年06月19日

 北海道議会では、今日から各会派の代表格質問が始まりました。

 この代表格質問では、異例なことに与党である自民党も再々質問まで行い、コロナウィルス感染症に関わる知事の取り組みについて、「様々な政策を独断で行い、市町村首長への情報提供も不十分だった。これではオール北海道としてコロナに対処できない。」と批判、議場の野党側から「おーっ」と言う声が何人からも発せられ、与党自民党と鈴木知事の溝の深さを感じました。

 無論、野党はすべからく、独断で非常事態宣言を発し、学校の休業を事前の相談も無く各市町村教育委員会に要請をしたことから各教委が戸惑い、さらに、働くお母さんたちが仕事を休まざるを得なかったこと、結果として感染症への対処は早かったものの外出自粛も相まって休業に追い込まれた事業者と労働者が一番長く経済的被害を被ったこと、途中で制限を緩めたことから北海道だけが第2波の感染拡大を招いたことなど、さらに、補正予算を議会の審議を得ること無く知事の専決で押し切ったことなどを追求しましたが、知事からは明確な答弁は返ってきませんでした。

 議場の議長席で知事の様子を見ていると、「なぜ自分が責められなければならないのか」というような表情で、知事自身も議会との関係に困惑しているように思えました。


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