国を洗い直す
- 2019年11月30日
土曜日の今日の新聞記事は、北海道では鈴木知事の「IR誘致断念報道」、国では「国費を使った桜を見る会への反社会勢力等のご招待報道」で埋め尽くされた感があります。
IRにつきましては、今後も議会議論が続くでしょうから、今までブログで述べたことを軸にしながら知事の言質に対して反論をして参りたいと思います。
さて、「桜騒動」はまさに自民党の醜悪な宿痾を表している気がします。
行動に問題が無ければ資料を廃棄することも無いでしょうし、逆にすべての資料を白日の下に晒して身の潔白を晴らすのが自身のためにもなり、国民も全容を知りることによって、健全な判断に結びつくことになります。
それを行わず、すぐにマスコミ関係者と食事をして報道に手心を加えてほしいそぶりをしたり、ホテルと口裏を合わせたり、官僚に忖度させたり、それらが全て逆効果となり国民に「やっぱり」と思い込ませることで、政治不信へとつながっていきます。
森友・加計から始まった奢りが、今、自分の首を絞めています。
この問題は、これまでの安倍政権の本性全てが凝縮された問題であり、野党の徹底した追求だけでは無く、調査能力のあるマスコミやジャーナリストの皆さんの力を結集し、また、出席者の方々にも供述に協力していただき、全てをはっきりさせることがこの国のためになります。この国を洗い直す時は今だと思います。