国会の全面禁煙
- 2020年09月08日
立憲民主党の枝野代表が議員会館内にある喫煙室を利用せず、議員控え室で喫煙していた事について、９月１日のブログで厳しく指摘し、＜ 国会議員には喫煙者が多いと聞きますが、そうであっても、当然、受動喫煙に配慮することが求められます。
１日も早く、全ての立憲民主党国会議員が非喫煙者の受動喫煙に配慮することを願い、そして、日々多くの国民も出入りする国会議事堂内や議員会館内においても、敷地内完全禁煙を実現してほしいものだと思います。＞
と締めくくりましたが、今般、国会の超党派による「国際基準のタバコ対策を推進する議員連盟（会長・尾辻秀久元参院副議長）」が、実態調査と違反者への厳正な対処を衆参両院議長に申し入れる事が報道されました。
報道によりますと＜申し入れ書には「国権の最高機関を構成する国会議員自らの違法行為を見過ごすことは、法治主義を否定することに他ならない」と指摘、松沢成文事務局長は「法律を作る議員の違法行為は許されずけじめをつけるべきだ」と語った。＞そして、＜法律上、議員会館を含む国会と同じ「第２種施設」に区分される裁判所が自主的に禁煙に踏み切っている事を挙げ「立法機関だけを例外とすることは議員特権との批判を免れない」と国会議事堂と議員会館の全面禁煙も訴える。＞としています。
国会がやっと喫煙に関わる議員特権を排し、自浄能力を発揮しそうな雰囲気になってきました。
そうなれば、問題解決を先送りしている道議会も同様の対応を迫られることになります。
１日も早い国会での全面禁煙が実現する事を期待します。
