国会中継の音声
- 2018年05月28日
隠蔽されていた資料が出てきたことで行われた集中審議。
午前中は参議院、午後から衆議院でそれぞれ行われましたが、札幌での会議のため、午前中は聞くことが出来ず、午後の衆議院の質疑は函館に向かうJRの中でネットの国会中継で見ていました。
立憲民主は長妻衆議、そしてその後を逢坂衆議が引き受け、安倍晋三を厳しく追求していました。
その内容はテレビを見られた方、ラジオを聞かれた方も多いと思いますので、それぞれの感想をお持ちだろうと思います。
ネット中継を見ていて気になることが有りました。
それは、安倍晋三・麻生太郎を含めた答弁者が、質問者の真意が分からないのか、意図的にはぐらかすのか、いつものように質問にきちんと答えない事で野党の理事が委員長席に詰め寄る場面や「委員会内理事会」が委員長の下で行われている時に、中継の音声が消されてしまうことです。
ネット中継でしたから、本来のNHKテレビ中継がどうなっているのか分かりませんが、どうしてこの部分の音声を消す必要があるか疑問です。
ちなみにネットの「ラジコ」では、音声を消さずにそのまま中継し、アナウンサーが「今は与野党の理事が委員長席に集まり協議をしています。」という解説が入ります。
国会は、私たちの代表が行政をチェックする場であり、私たちはその内容を知る権利が有ります。
もし、本体のNHKも同じように音声を消しているのであれば、その真意を明らかにすべきだと思いました。