国民の評価はNO
- 2022年08月30日
政治的センスがあるのか無いのか。全てに読み間違いをし、打つ手打つ手に何の効果も現れないというのが、今の岸田政権の姿です。
毎日新聞の世論調査ではかなり厳しい結果が現れました。
岸田内閣の支持率は36%、不支持率は54%。
この間の内閣改造の目的は、閣内に旧統一教会との関係者を入閣させないで、国会を乗り切ることでしたが、改造前の関係者7人を閣外にしたものの、新しい内閣には8人もの関係者が入閣してしまいました。
さらに、副大臣、政務官で23人(8月13日現在ですが、まだ増えそうです)、官邸のスタッフが悪いのか情報すら岸田氏に入らない、逆に党内からも舐められているということなのでしょう。その結果、党内でのグリップがまったく効いていません。
この内閣のメンバーで、果たして臨時国会を乗り切れるつもりでいるならばかなりの甘々ということになります。
国民の目は誤魔化せず、内閣改造への評価は、評価する19%、評価しない68%。
また、旧統一教会問題への対応をめぐる岸田氏への評価は、評価する21%、評価しないは65%。
岸田氏が判断した安倍氏の国葬に関する評価は、評価する30%、評価しない53%。
物価高騰への政府対応については産経でさえ、評価する18%、評価しない74%。
コロナ対策への評価は、評価する42%、評価しない43%。
となっています。
岸田氏のやっていることに対する国民の評価は「NO」なのです。
国民との意識にこれほど大きな乖離がある内閣がこれから「黄金の3年間」の政治を主導する事を国民が許すとは思えません。