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地元でも「安倍方式」?

  • 2020年02月18日

 安倍晋三氏の過去7回の前夜祭は、ホテルニューオータニを会場として4回、そして全日空ホテルを会場として3回行われましたが、野党はホテルニューオオタニで行われた前夜祭の明細書等の提出を総理が拒んだため、辻元議員が全日空ホテルに文書で問い合わせた結果、全日空ホテルから文書で「今まで、明細書や領収書を出さなかったことは無い」、「例外はない」との回答が返ってきました。

 その文書に沿って予算委員会で質問を行いましたが、安倍晋三氏はホテルに確認したが「野党への答弁は一般論であり、個別のことは差し控える」との答えがあったとし、野党の内容を否定したことから、野党は総理がホテルに文書で確認し、文書で回答をもらい委員会に提出すべきとしましたが、その答えが返ってきていないのか、今日の予算委員会は野党が欠席、棚橋予算委員長は職権で委員会を開催し、野党抜きでの審議を強行しました。

 「安倍方式」のパーティーのあり方が問われる中、日刊ゲンダイデジタルは、今月8日、9日に予定されていた地元山口県での安倍後援会主催の800人規模の新年会が中止されたことを報じましたので、その一部を掲載します。

 <地元の市民団体は、プーチン大統領との会談でも使用された高級旅館を会場として行われる安倍後援会主催の新年会の会費が、日帰り入浴料金(大人1人2000円)並みの1人3000円という格安の会費となっていることに対し、『桜を見る会』と同様の構図となっているのでは無いか、会費と実費の差額を一体誰が補填しているか、ということを指摘したら、途端に新年会が中止になったという。

 新型コロナウィルス対策で帰郷出来なくなったためと言うのが理由だが、8日の首相動静では1時間足らずの会議だけで、後は自宅で過ごし、9日も官邸で簡単な説明を受け、夕方に散髪、後は自宅で過ごしただけである。」との内容です。

 毎年恒例の新年会も、出席者が個人的に高級旅館と契約し、領収書は旅館が一人一人に手渡すと公言する「安倍方式」が旅館との間で不可能なことから中止したのは明らかです。

 野党は地元の新年会会場にも過去、どうだったのか同様の質問状を正式に提出したらどうでしょう。


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