地域の一体感に水を差す
- 2015年03月22日
今日、新函館北斗駅におきまして、北海道主催の開業1年前イベントが開催されました。
同じく、五稜郭タワーアトリウムでは、開業1年前セレモニーが行われ、知事始め、日本ハムスポーツ・コミュニティー・オフィサーの稲葉篤紀氏のトークショー、道内各地からのゆるキャラステージなどが行われ、多くの来館者で賑わったようです。
これだけなら、「いよいよ開業1年前か」と心弾む気持ちになれたのですが、“どうもおかしい”と感じてしまうのです。
これまで北海道では、「地域全体で一体感を持ち、機運の盛り上げにつなげていきたい。」と言っていたのではなかったでしょうか。
それなのに、北海道主催で行われた今日の新駅でのセレモニーは、地元の参加者を見ても北斗市中心に行われ、まさしく一体感の醸成とはほど遠いものとなったようです。
この一体感の醸成に水を差したのは、まさしく主催者である北海道であり、知事であることから、過失なのか故意なのか、函館市や道南周辺自治体の関係者は、その真意を図りかねているのではないかと思います。
1年前の開業イベントからこの始末です。新知事と北海道においては、これから係ることの無いように、細心の注意と慎重な対応を肝に銘じるべきです。