大人に成りきっていない
- 2009年02月14日
郵政民営化の発言に係わって、麻生首相の評価はどうしようもない程になっている。
発言を見ると(聞くと?)精神的幼稚さがにじみ出ている気さえする。
※昨年の総裁選の時の発言時 ~ 当時の郵政改革担当は私だった・・・。
→これは、総裁選という環境の中で、郵政改革を自らの成果にし、点数を稼ごうという
考えから意図的に発言をしたものと思われる。
※今月、予算委員会での発言~当時、私は郵政民営化の担当大臣ではなかった。
竹中氏が担当し、民営化について賛成でなかった
私ははずされていた。
→これは、郵政民営化の歪みを野党から指摘をされ、自分は関係ないと言いのが
れをしたものと思われる。
同じ問題を、自らの成果として誇示にしたり、都合が悪くなると責任のがれをする姿は、まるで子供のようである。
悪いことをした子供を叱ると、「だって・・・」が決まり台詞のように出てくる。(麻生首相の場合は しかし、・・・)
「自分がやったことは悪いことかもしれないが、それをさせた原因は他にあり、従って、自分は悪くはない。」という幼稚な責任逃れの論理である。すなわち、大人に成りきっていないのである。
日本のリーダーが自らの言動に責任を持たないとは何と言うことか。
血筋の良さから銀のスプーンを持って生まれ、幼い頃からチヤホヤされて過保護に育ち、責任は全て周りの人が取ってくれていた育ちの故なのか。
今も、困った発言は官邸のスタッフが言い訳を考え、過保護にしてくれているようだ。
国民生活の全てを、大人に成りきっていないこの人にまかせて良いとは誰も思っていないのに、それを「大丈夫」だと支えようとしている与党に民の声は届いているのだろうか。