大失敗は必至か
- 2021年06月30日
丸川五輪担当相が記者からボランティアへのワクチン接種について問われ、「ワクチン接種がなくても開催できることを基本としていた。」と答えました。
それはいつの話をしているのだろうと耳を疑ってしまいました。
度重なるパンデミックの波が襲いかかり、そのたびに後手後手の対策を打ってきました。 緊急事態宣言も3度繰り返し、そのたびに同じような対策でしのいで来ましたが、それは、国民が自らの生活を犠牲にしてまでも、政府に協力したことで成り立っていました。
しかしながら、同じ手法は通じなくなっています。
やっとワクチン接種が高齢者から始まりましたが、これも優先接種を自ら壊すような戦術をとったことから、ワクチンが不足するという結果となり、ワクチンは十分に用意しているという嘘が露わになりました。
その中での丸川五輪担当相の言葉は、問題意識のない政府の本音だったのでしょう。
五輪開催を「甘々」の判断の中で行ってきたことを反省すべきですが、既に間に合わない時まで追い込まれています。
東京五輪は大失敗となる材料しか見当たりません。