大臣の劣化
- 2017年02月04日
国会では、予算委員会が行われていますが、まったく質問と答弁が噛み合っていません。
「国会は言論の府」とは、過去のことになってしまったのでしょうか。
与党の質問は「提灯質問」がほとんどですから、これにはハッキリ答えますが、野党の質問については、「まともに答えず、逃げて、はぐらかし、そらして、開き直る」。
これでは、議論が深まりません。
国会対策では政府高官が「正面から答弁する必要は無い」とうそぶいているとか。
さすがに与党選出の予算委員長も大臣の答弁に呆れてしまい、注意をする場面もチラホラ見受けられます。
担当大臣が答弁に窮し、見かねて他の大臣が答えることや総理大臣が答えるなどという場面は、安倍政権以前の政権ではあまり見かけませんでした。
巨大与党でありながら人材不足なのか、大臣の劣化が著しいと思います。
そして、その方々でも選挙では勝ってくる。とても不思議です。