大間原発訴訟をよく知ろう
- 2014年04月27日
函館市長が国と電源開発を相手に訴訟を起こしたことは、ご承知の通りで、6月にも最初の口頭弁論が行われることになるようです。
これまで大間原発の問題については、道議会においていくつかの意見書や決議を採択してきましたが、はっきり言って道議会議員の中にも採択時にお付き合いで賛成をした方もいたものと思います。
そこで、この度の訴訟について多くの道議に大間原発訴訟の意義を理解してもらいたいと学習会を開催し、函館市長に講師としてお話をしていただければと思いました。
市長が講師となるからには一部の会派の主催では問題になることから、まずは、与党の一翼を担っている会派に打診をしました。
この会派に快く同調していただければ、最大会派も消極的ではありますが承諾していただけるのではないかと淡い希望を持っています。
そして、いつも原発については足並みを揃えていただいている3つの会派等にもお願いをし、できれば全会派で行うことを目指したいと思います。
道議会が主催となれば議長名で要請することになりますし、そうすれば市長も出席しやすい環境が整い、道議会として大間原発訴訟の背中を押す役目も果たせると信じています。
しかし、物事はそう簡単にはいかないのも現実で、各会派の同意が得られない場合は、単独開催もやむを得ないものと思います。
その場合は市長に講師をお願いするわけには参りませんから、関係者の方にお願いすることになります。
幸いと言いますか、訴訟の弁護団代表の河合弁護士は、市民運動が訴訟を起こしています「大間原発訴訟の会」の弁護団の代表も兼ねていますので、この方をお願いすることも視野に入れていきたいと思います。
そして、一人でも多くの道議会議員に「大間原発訴訟」のことを知っていただきたいと思います。