天皇陛下の不満
- 2017年05月23日
天皇の退位に関わる協議が進み、政府は皇室典範の抜本的な改正を行わず、特例法案でお茶を濁そうとしています。
一方、真子内親王が婚約され、皇室の縮小が関心事となっていますが、安倍晋三は日本会議と共に、万世一系男系の継承に固執しており、女系宮家創設には聞く耳の持ちません。
そして、今回の退位をめぐる政府の有識者会議の発言に対し、天皇陛下がいよいよ堪忍袋の緒が切れたようで、強い不満を表明されたことが毎日新聞に掲載されました。
その中で、「天皇は祈っているだけでよい」と批判された事に強い不満を漏らされ、「一代限りの退位では、自分の我が儘と思われるので良くない。制度化でなければいけない」、「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」と強い不満を示されました。
日本会議であれ、皇国日本を標榜し、天皇を元首とする国にすることが活動の根幹をなすものではなかったのか、そして、安倍晋三はこの日本会議と表裏一体の思想を持っていたのではないのか。
であれば、天皇陛下の心中を十分に思んばかった配慮をするべきではないのか・・・。 安倍晋三がこのまま特例法案を強行採決することになれば、「天皇であれ私に逆らうな、私の行うことが全てであり、私が神である」という狂信的な人物であることを世に知らしめることになるでしょう。