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夫人の関与と口封じ

  • 2017年03月25日

 森友事件について、国会での追求が続いています。

 与党は安倍晋三に傷を付けないよう早く幕引きをしてしまいたいという意図がありありで、官僚も自らに火の粉が降りかからないように「関わりない」と繰り返しています。

 100万円寄付に関する昭恵夫人のFBへのコメントでは「渡していない」とはっきり記載していますが、籠池夫人とのメールでは「記憶がない」「記憶が飛んでいるので教えて下さい」となっています。

 記憶がいつ完全に復活したのか不思議です。あれは官僚が作成した文章ではないかとも思えます。

 私の周りでは、秘書のことを「お付きの人」、現金の事を「金子(きんす)」、陳情や要請は「昭恵夫人へ」、今年の流行語大賞は決まりだなどと冗談交じりに言っています。   国家の最高責任者である総理大臣の夫人は、自らの言動に慎重であるべきであり、その言動が様々な場面で影響を与えることを自覚すべきです。

 今回の問題はで、夫人付の「谷 査恵子氏」が昭恵夫人に代わって財務相に問い合わせ、財務相の高官が「安倍夫人案件」として、わざわざ文章で返答をした事が大きな意味を持ちますし、このことが昭恵夫人にも報告されたことで、昭恵夫人も関与していた事になります。

 時の総理大臣夫人が、そのお付き(秘書)を通じて行政に働きかけたことで、それがゼロ回答であっても、関与は否定できません。

 安倍晋三は「私や妻が、この問題に関与していたとするならば、総理大臣だけではなく、議員も辞任する」と大言を吐き、公の場で国民に約束しました。

 自公は関係者の証人喚問を拒否していますが、真相を闇の中に葬ろうとすれば手を貸した自公を非難する国民の声は高まっていくと思います。

 そして、ついに昭恵夫人付の谷 査恵子氏のファックスに激高し、本人を呼んで激しく叱咤したとのこと、今、彼女が今回の事で南アフリカ?に赴任(異動)させられるという左遷人事が囁かれています。

 これも、証人喚問や参考人招致を逃れるための安倍晋三や菅官房長官の指示でしょうか。

 いづれ、籠池氏も口封じ(逮捕や事件に巻き込まれる)をされるかもしれません。


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