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奢れる者

  • 2017年02月16日

 日を追う毎に安倍晋三の独裁が強まってきています。

 高村自民党副総裁も余裕しゃくしゃくで、安倍総理を責めれば責めるほど支持率が上がると笑顔で話し、まさしく「我が世の春」を謳歌している所だろうと思います。

 さらに、少しの戒めとして「その中にあっても緊張感を持って」とも話、笑いが止まりません。

 国会は、衆議院定数475名中、与党+与党系の議員が351名となり、全体の74%を占めています。

 参議院は定数242名中、与党+与党系の議員が169名であり、全体の70%を有しています。

 そして、2014年には内閣人事局を設置し、各省庁の局長以上の人事権を内閣が握り、司法では、高裁以上の判事は内閣の承認が必要となっています。

 これを見ても判るとおり、立法府である国会、行政府である各省庁、司法である判事そして検察官、三権全てが安倍晋三とその周辺で掌握しているという異常な状態になっています。

 そして、連合を離脱した化学総連(組織人数約4万6,000人)が、次回の選挙から自民党を応援すると決定しました。

 安倍晋三だけではなく高村氏が高笑いをしている背景にはこのような実態があるのです。

 平安時代、当時の摂政であった菅原道長が「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思えば」と詠んで今したが、まさしく安倍晋三はこの想いに浸っているものと思います。

 しかし、その道長の最期も、病魔に冒され孤独な死であったと言われます。

 平家では有りませんが、「奢れるもの 久しからず」ということも、この世の慣いです。


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