子ども達を大切に
- 2014年09月24日
人口減に伴い、日本創成会議が2040年の人口動向を発表し、ほとんど全ての自治体がびっくりしました。
これまでの人口減対策が全く功を奏していないことから、今後、何に手を付けたらいいのか全く判らないというのが自治体の本音だろうと思います。
未婚化、晩婚化、未整備な子育て環境、過大な教育費、地元の就職難による都会への流出などなど、頭が痛くなる問題ばかりですが、一方で、今の子ども達は大切にされているのでしょうか。
虐待、育児拒否、一部の児童相談所のていたらく、いじめ、子どもの貧困、教育の格差、現代は、子ども達にとって安心して過ごすことの出来る社会となっているかと言えば、全く胸を張れません。
こんな状況で、子どもを産んでもらう施策を論じても意味を成さないと思います。
若い世代は、生まれた子供が苦労することを判っているのに、なぜ、子どもを産まなければならないのかと考えています。
この疑問に、今の政治は答えを出していません。
今、私たちがしなければならないことは、今いる子ども達をもっと大切にすることなのではないでしょうか。
子どもが大切にされる社会であれば、少子化はおのずと解消されるはずだと思います。