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学校再開

  • 2020年04月06日

 今日から新学期です。

 コロナ休校も北海道は昨日までで、今日は入学式も行われています。

 政府は、今日にでも「緊急事態宣言」を発出するようですから、宣言によって指定された地域はこれからも休校が続く事になるのかも知れません。

 いきなり全道、そして4日後に全国で行った一斉休校は、学校や保護者、児童生徒に心の準備も与えぬまま、そして休校後に起こるであろう具体的事象への備えもないまま、ただ知事や総理の唐突な政治判断として各自治体の教育委員会に要請がなされました。

 この度、学校が再開されましたが、3密(密集、密接、密閉)を避けるために時差登校、登校前の検温、手洗い、せきエチケットの徹底、定期的な換気の他、密集、密接を避けるために一教室内の生徒数を半減させるなどの対処が求められています。

 更に、授業以外の問題も抱えます。

 学校行事をどうするのか。

 小学校、中学校、高校によって違いがありますが、学校の年間行事には入学式や卒業式だけではなく、遠足、運動会(体育祭)、学芸会(文化祭)、プール(スキー又はスケート)授業、音楽発表会、児童会(生徒会)総会、授業参観、修学旅行、社会科見学会などがあり、その他に課外授業をどうするか、さらに関わる中体連や高体連、中文連や高文連の大会など、様々な課題も直面してきます。

 春の選抜高校野球は残念ながら中止となりましたが、コロナ対策が長期にわたると学校生活の様々な場面に大きな影響が出てきます。

 児童・生徒にとっては授業以外の学校行事や課外授業は、クラスメートやクラス間、学年間、そして学校間の交流の場となり、そこで友情が育まれ終生の思い出となるだけではなく、進学や職業選択にまで影響を来します。

 たまたまコロナで時期が悪かった、で済ますだけでは大人としての責任を放棄したことになります。

 子ども達の輝く年代に何を残してやれるのか、このことも十分考慮した授業再開としなければなりません。


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