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安倍政権がやってきたこと

  • 2018年06月19日

 今、与党は、カジノ法案、働き方法案など会期末を迎え、立て続けに強行採決を行おうとしています。

 さて、安倍政権になってから多くの法案が出され、審議時間もそこそこに強行採決で法案を成立させてきました。

 思い当たるだけで、改正教育基本法(郷土を愛する態度と道徳教育導入)、国民投票法(憲法改正手続き)、防衛庁の「省」格上げ(予算の拡大と制服組の権限強化)、教育改革関連三法(教員の免許更新制、全国学力テストの義務化、行政による教育委員会介入)、特定秘密保護法(国による秘密範囲の拡大)、安全保障関連法(集団自衛権の行使、後方支援の拡大)、改正刑事訴訟法(通信傍受の緩和、司法取引の導入)、地方交付税法(地方交付税の削減)、労働者派遣法改正(派遣労働者受け入れ期限の撤廃)、TPPの国会承認(国内農業に大きなダメージ、関税自主権の放棄等)、共謀罪法(未遂でも話し合うだけで有罪、おとり捜査容認)、働き方改革法(過労死に関わる時間外勤務の上限の引き上げ、高プロの導入)、IR法(ギャンブル依存症の増大、自己破産を招くカジノ)などですが、これらの法律は国民の多くの反対、又は疑問視している法案にも関わらず、大部分が強固採決されてきました。

 この他にも数に物言わせた強行採決が数多く有ることは皆さんご承知の通りです。

 そして、この通常国会では、自身が関わる森友・加計問題が幕引きされたかのように振る舞い「拉致問題の安倍」というキャッチで総裁三選を目論んでいます。

 無論、この6年近く拉致問題は1mmも動くこと無く、拉致被害者家族からは「拉致を利用しているだけ」との批判の声さえ出されています。

 国民の皆さんも、改めて安倍政権の6年間を総括してみてはいかがでしょうか。


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