安倍氏の国葬
- 2022年09月27日
今日は、安倍氏の国葬。
テレビでは朝のモーニングショーから、献花台へ並ぶ人々を映し出していました。
一番最初の人は朝4時過ぎから並んでいるとか、都外の県から来たとか。今の自分の置かれている生活環境を顧みてもなお安倍氏への追悼の気持ちが強いという方々がいることを改めて見た気がします。
今回の国葬は、来週から始まる国会でも取り上げられるでしょう。岸田氏は「丁寧な説明」と常々言っていましたが、これまでの説明が丁寧な説明とはなっておらず、国会の場では国民に真摯に説明をして欲しいものだと思います。
さて、国葬を迎えるまで、マスコミを中心に改めて安倍氏が行ってきた数々の悪行が連日のように伝えられてきました。
7月12日に行われた「家族葬」で終わっていれば、麻生氏の言う「国民はすぐに忘れる」のように、2ヶ月半も過ぎた今では旧統一教会問題だけで安倍氏の8年間の悪行も忘れ去られていたかもしれませんし、国会でも国葬のことは問題にならなかったでしょう。
これも自らの浅慮が招いた結果です。
私は、安倍氏の行ってきた数々の独裁的な私権の行使を快く思っていないので、現職中を含めて安倍氏の顔がテレビに映るとチャンネルを変えるのが習いとなっていましたから、残念ながら悼む気持ちは持ち得ませんし、今日の国葬の中継も当然見る気もしません。
テレビ各局では、長時間の特番を組んでいますが、どちらかと言えば政府に辛口な朝日新聞傘下のテレビ朝日では5時間23分の全編を中継、これも放送法を握られている政府への忖度なのか、残念です。
一方、日経新聞傘下のテレビ東京は5分間の報道と、平時のごとくの取り扱いです。
なんか、日経が好きになりそうです。
改めて、安倍氏の国葬という愚挙、岸田氏の汚点を忘れません。