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家庭用電気の自由化

  • 2015年01月16日

 来年度から電力の小売り自由化が始まることから、コープさっぽろが電力小売り事業に参入することにしたようです。

 今年7月にも再生可能エネルギーを中心にした電力仕入れと小売りを行う新会社を設立し、19年度までにコープ会員を中心に10万件の顧客獲得を目標とするようです。

 北電の家庭用電力料金より格安になることから、一般家庭にとっては本当に有り難い事になります。

 北電の度重なる電気料金の値上げによって、道民は他都府県より高い電力料金を支払っており、とりわけ寒冷地という土地柄のために暖房などに関わる、いわゆる民生部門に使用する電気量は他都府県より多く、値上げ、値上げで生活費をかなり圧迫しています。

 この度のコープさっぽろの家庭向け電力小売り参入は、まさしく道民にとってエポックであり、追随する企業が現れることで、民生部門だけではなく産業部門も自由化が進み、電気消費の多い企業が少しでもその恩恵に授かればと思います。

 それにしても、原油価格が下がり、昨年の夏までは1バレル(159リットル)当たり100ドル台でしたが、秋頃から下がりはじめ年明けには40ドル台になり、灯油価格も最高1リットル108円だったのが80円台まで実に26%も下がりましたし、ガソリンも同様に値段が下がっています。

 北電の値上げ、再値上げは原油の高騰がその理由でした。

 ならば、原油の値段が下がったのですから電気代も下げなければならないと思いますが、ナゼ、この話題が出てこないのでしょうか。私は声を大にして物申したいと思います。


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