山本アホ大臣
- 2016年11月04日
山本農水相の失言によって、TPPの採決に大きな影響が出ているようです。
最初の失言が10月18日、同僚の自民党佐藤勉衆議院議員のパーティーで、佐藤議員が衆議院議院運営委員長であったことから、「強行採決するかは、佐藤さんが決める」と発言、あたかも自民党では強行採決が既定路線であるかのような印象を与えました。
野党は態度を硬化して辞任を要求、菅官房長官は山本大臣をかばい、「辞任するほどの問題ではない、大臣には厳重に注意をした」と記者会見。
しかし、山本農水相はこれにまったく懲りてはおりませんでした。
11月1日には、同じく自民党の同僚議員のパーティーで、「この間、冗談を言ったら(閣僚を)クビになりそうになった。今日のパーティーにはJAの方々も大勢いる。農水省に来てもらえれば何かいいことがあるかもしれない。」と発言、強行採決を冗談と茶化し、JAには利益誘導ともとれる発言をしました。
この山本農水相はつくづく「アホ」だと思います。
前回の反省はまったく無く、「一体、俺の何が悪かったのか、さっぱり判らん」ということだったのでしょう。
そして、この時も菅官房長官は「本人もしっかり反省している、大臣を辞めるほどの問題ではない」と同じようにかばっています。
一度ならず二度までも、担当大臣にあるまじき発言をしていながら、大臣の椅子にすがり続けている姿を見るにつけ、情けなくなってきます。
この方が、日本の明日の一次産業を担う日本政府のトップであることが、国民の不幸となっています。
自らのレベルの低さ、身の程にはない大きな地位にいることを恥じていただき、すぐにでも辞任することがご自身の残された道ではないかと思います。