岡田幹事長の発言(ブログ3287)
- 2023年07月23日
立憲民主党の岡田幹事長が、<札幌の街頭演説で、「2050年には自然エネルギー100%に出来る」と強調。その上で夏の電力不足を踏まえ「安全性の確認と地元の了承を大前提に、ある程度原発を動かさなければならない」と述べた>という内容の記事がが道新に掲載されました。
今日は日曜日ですが、明日からはこの記事を見た反原発の道民から、立憲民主党北海道総支部連合へ抗議や見解を問う電話が殺到するでしょう。
個人的見解と言っても野党第1党の幹事長が発した言葉です。個人的見解で通る訳がありません。
北海道の札幌での発言ですから、つまりは泊原発を意識しての事だろうと思います。
申し訳ないが、北海道は真夏であっても電源不足になった事はありませんし、余剰電力を道外の電気事業者に売電しています。
北電は26年12月を目標に3号機の再稼働を目論んでいますが、道の再生可能エネルギーへの転換は、今後、海洋風力発電の促進地域指定から建設、太陽光、雪氷、バイオ、水力、水素など加速度的に進展するでしょうし、道民は泊原発の再稼働に諸手を挙げて賛成していません。
地方に来て演説するならば、その地域の状況を事前に掌握して発言しなければならないのは政治家の「イロハのイ」です。
地元の支援者にハレーションを起こすような発言は現に慎んで貰いたい。
このことを、私も立憲道連の新しい幹事長に申し入れました。