島牧村の判断(ブログ3863)
- 2025年03月14日
後志管内島牧村の夏井一充村長が、文献調査から概要調査を視野に入れている神恵内村、寿都町について、「再考を求める」とした前村長の方針を変更し、「他の町村の政策について賛成反対を述べる立場にない」として態度を明らかにしない方針に変更しました。
一見、もっともと言えばもっともな判断ですが、最終処分所場の建設について、政府が立地自治体である道知事と候補となっている寿都町、神恵内村の首長の判断をナゼ重視するのか。
政府もこの問題について当該自治体の意思だけでは無く広域自治体としての道の意思も尊重するという判断をしているのは、放射性廃棄物は、問題が生じれば広域に影響を及ぼすと言うことを認めている証左です。
この問題は2町村だけの判断ではありません。
島牧村も核ゴミの村内受け入れを拒否する「核抜き条例」を制定しました。夏井村長はこの条例を尊重する立場に変更はないと言いますが、この条例の第1条<目的>には、「この条例は、放射性物質等による被害から村民の生命と財産を守り、現在および将来において村民が安心して暮らせる生活環境を保障し、自然と調和した地域発展に資する事を目的とする」と謳っています。
村長がこの条例を尊重すると言うことは、すなわちこの条例の第1条<目的>を達するために努力する責務があると言うことです。
すなわち、村民を放射性物質による災禍から守ると言うことです。
そうであれば、その努力は、近隣自治体によって引き起こされる可能性にも当てはまるのではないでしょうか。
あえて今、前村長の方針を変更することの後ろ側に、何かがあるという疑念も湧いてきます。