巨星墜つ(ブログ3131)
- 2023年02月07日
まだまだ元気でいてくれるものと勝手に思っていた私にとって、横路孝弘氏がご逝去されたとことは、未だに信じられない事実です。
横路氏の様々な経歴については、多くの報道機関で触れられていますから、そのことを繰り返すことはしませんが、まさしく「巨星墜つ」ということだと思います。
道政においても国政においても、政治家としての活動の原点はあくまでも護憲と言うことでした。
その憲法に対する情熱は、後輩議員の私たちだけではなく、平和を希求する全ての国民に向けられていましたし、改憲派の方々への語り口も穏やかでその内容も説得力のあるものでした。
何度か、横路氏を講師に迎えての学習会に参加しましたが、そのときに配布された資料は今も私のバイブルであり、改めて目を通してもキラキラ輝いている文章が踊っています。
しかし、今の日本の政治は、憲法を形骸化して戦争のできる国へと歩を進めています。
多分、横路氏はこの現状を憂い、元気であれば現政権に平和の尊さを説いていたのではないかと思えてなりません。
横路氏の意思を継ぐのは私たちです。そのことが最大の弔いになるとの思いで、護憲と平和を希求していきたいと思います。