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市場取扱高の減少

  • 2015年01月05日

150105

 

 今日も5時半起床です。

 今朝は水産市場の初セリなので、その前に市場内の関係者に新年の挨拶廻りを行い、7時からの初セリに臨みました。

 函館魚市場(株)の松山社長の挨拶によると、ここ数年、漁獲の減少によって取扱高も減少、平成26年度は、過去最低の取扱高となるとのお話しがありました。

 今年は、イカの回流が少なく、大きな痛手になっている他、ブリが好調に推移しているが、他をカバーするまでには至っていないとのこと。

 調べてみると、ここ数年の取扱高は23年度173億8,600万円、24年度157億3,400万円、25年度165億7,400万円と低迷が続いているようですし、26年度も・・・とのこと。

 水産物も全国的に流通に変化が起こっており、大手スーパーやチェーン店などが市場を通さず、直接、漁港から買い付けを行う市場外流通が増え、また、これまでのように市場を通して魚を買い付け、卸、小売りから家庭へというこれまでの流れは、街中に個店や廉売が激減し、スーパーが主流となっていることから、水産市場を取り巻く環境は厳しさを増しているようです。

 魚食離れも進んでいるようですが、函館市は水産都市ですので、輸出も大事ですが、魚を食べる事を推進する施策を推進する事が大事ではないかと思います。


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