市長・市議選挙結果
- 2019年04月22日
函館市の市長選挙、市議会議員選挙が終わり、結果が明らかになりました。
市長選は、現職3期目の工藤寿樹氏が69,458票、
3月に立候補表明をした武田晴美氏が36,874票となり、
2人の得票差は → → → → 32,584票となりました。
翻って前回2015年の市長選は、
現職2期目の工藤寿樹氏が90,914票、
新人の広田ともあき氏が 24,651票、
で、2人の得票差は → 65,263票と大差でした。
投票率と有権者数を考慮せずに比較したとしても、今回の選挙戦で現職は21,456票を失う結果となり、新人候補は7,933票を上積みした事になります。
単純に数字を見れば、29,383票、約3万人の有権者が、今回の市長選で現職の市長に投票しなかった事になり、今回当選した市長はこれをどのように検証し、そして今後の市政運営にどう活かすのか、市民の注目するところです。
市議選挙は、定数が3名減の27名に対し、33名が立候補して少数激戦の様相を呈しましたが、現職の得票は悲喜こもごもの結果で、4,000票越えは前回3人でしたが今回は7人となり、最下位の当選者と次点の候補者との得票差は約1千票となりました。
注目されるのは、前回新人として3,922票の市民の皆さんの信任をいただき、2期目の今回が530票で落選という候補の方ですが、このような選挙結果はこれまでの市議会議員選挙でも聞いたことが無く、この方の4年間の市議としての活動がどのようなものだったのか、市民の審判が厳しく下された結果ではないかと思います。
今回当選された市議会議員の皆さんは、今後4年間の函館市政・行政と地方自治の将来を託されたことを重く受け止め、市民の皆さんの思いを、声を大事に市政に邁進していただきたいものと期待いたします。