平和への道程
- 2014年08月13日
8月6日広島、そして9日長崎と、今年も平和式典が開催されました。
唯一の被爆国である日本ではりますが、多くの皆さんが危惧しているように、被爆体験者がご高齢となってご存命の方々も少なく、あの悲惨な大惨事が多くの国民に忘れ去られようとしています。
「はだしのゲン」を図書館から排斥する動きがあったり、戦争を美化する方々が臆せもせずにマスコミなどで主張しはじめたりする風潮が、ここ1、2年のうちに目を見張るほど多くなってきたのは、まさしく、アベシンの戦前回帰路線と軌を一にしたものであり、戦後から現在までの間において、これほど我が世の春を謳歌している時代は無かったのではないかと思います。
本当に国を思い、国を大事にしようと思われる方々なのか、私にはわかりません。
平和への道は戦争をすることではないはずですが、なぜか戦争をすることが平和に繋がると主張しているように思えます。
改めて、一人一人が平和への道程を考えなければならないことを痛感します。