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平時の五輪へ

  • 2021年06月22日

 もう、何でもありという状態だ。

 丸山珠代五輪担当相は、オリ・パラ会場での酒類販売について、「スポンサーの存在があるので、組織委員会としてはそのことを念頭に検討すると思う。」と話し、組織委員会に丸投げしつつ会場での酒類の販売を容認する意向を示しました。

 酒類のスポンサーは何処だ、ごり押ししたのはアサヒビールか?容認するように圧力をかけたのはIOCか?、容認したのは菅氏か?

 さらに、成田空港に来日したウガンダの選手団9人から陽性者が出たにも関わらず、濃厚接触者にあたるかどうかの調査しないまま、8人を合宿地の大阪府泉佐野市に移動させ、政府は「調査は滞在する自治体が担う」と丸投げで知らん顔。

 五輪が始まる前から対策の不備が露呈したにも関わらず、これも自治体に責任を押しつける始末。

 こんなんで、安心・安全など真顔で国民に言えるのか。

 とにかく、五輪を開催すること、そしてお酒を飲んでお祭り騒ぎを作り出し、成功の印象を作り出すこと、選手団の感染は見ないふりをしてスルーする。終わってしまえば感染拡大前にすぐ解散総選挙、そこそこの勝利で総裁選に突入。

 菅氏の頭の中には国民の命の安心・安全など入り込む隙間もないのでは。


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