序列14番目の来賓
- 2019年10月13日
10月22日に行われる「天皇即位礼正殿の儀」には、世界各国から多くの来賓が訪れることになります。
当然のように、国を代表するにふさわしい王族、首脳レベル、その国のNO1にご案内を出し、出席は当然、礼儀として国及び政府のNO1かその代理となるNO2クラスの方が出席することになりますし、逆の場合はその答礼として同じように対応することになります。
日刊ゲンダイによりますと、即位礼正殿の儀に出席する米国の代表は、トランプ大統領に次ぐNO2のペンス副大統領ではなく、序列14番目のイレーン・チャオ運輸長官が出席するとのことです。
我が国政府では、総理不在の場合の代理として副総理や官房長官、その後の序列は外務相、総務相、防衛相の順でだいたい5番目までとなっているよう、これが重量級の閣僚ということでしょうかです。
その他は失礼ですが、同等扱いなのでしょう。
しかし、そうはいっても、厚労相、国交相、文科相、経産相、農水相、法相、環境相までは中量級閣僚と位置づけられますので、そうなるとここまでで12人ですからそれ以外と言うことになると、軽量級の大臣では復興相、国家公安委員長、何をやっているのかよく分からない最軽量級が1億総活躍担当相、経済再生相、IT担当相、地域創生相、東京オリパラ担当相と言う位置づけなのでしょうか。
そう言う観点で考えますと、米国からの出席者は、日本で言えばその時の政府の都合で創設される最軽量級か、その上ギリギリの国家公安委員長あたりの大臣だと考えればいいのかな?。
多くの日本人からすると、大変失礼な対応ではないかと思うのですが、安倍晋三氏は抗議もしないようです。
今回の即位の儀への米国の対応で、これが米国が意識する世界各国における日本の序列だということがハッキリと判ったのではないかと思います。
安倍晋三氏が常に意識している日本の最重要同盟国というのは、完全な片思いであることがここでも明らかになりました。