引退が近い?
- 2016年01月20日
大相撲の白鵬VS琴奨菊戦で琴奨菊が勝ち、10年ぶりの日本人優勝が現実味を帯びてきました。
白鵬は前日の栃煌山戦で、栃煌山の顔を手でふさぎ、そのまま体を交わして栃煌山の身体を軽くさわっただけで勝利しました。
先場所は、同じく栃煌山に「猫だまし」という奇策を用いて、一部相撲ファンからブーイングを受け、その時も平然としていました。
私は、横綱とは、まず立ち会いで相手を受け止め、そのままじりじりと相手を追い詰め土俵際で寄り切るのが横綱としての王道だと思っていますし、これまで35回も優勝して平成の大横綱としての名声を一身にしている白鵬にもそうあって欲しいと思っていました。
しかし、最近は立ち会いに張り出しから入って相手の機先を制する戦法が多くなってきていますが、これはやはり体力の衰えでしょうか。
昨日の栃煌山戦が終わってからのコメントで、「相撲は力じゃあない、頭を使うことだ」と述べたそうです。
安美錦関のように最高年齢の37歳になり、様々な奇策で相撲を取ることにより、「曲者」と呼ばれていますが、本人は飄々としています。
この安美錦と違って、現役力士にとって大きな壁となり、目標となっていた大横綱の最近の相撲はまさしく引退が近いのではと感じさせられます。
批判されても開き直る・・・どこかにもいましたねそんな方が。
最近の国会答弁を見ると、答えがはっきりしているアベノミクスについてもデフレは回復基調だと強がり、憲法違反の安保法制や臨時国会の軽視、軽減税率などでも強がっています。
その強がりと、まちがった政策について国民はすでに気が付いています。
さらに、高木大臣のパンツ騒ぎや甘利大臣の賄賂事件など身の回りも賑やかになってきました。
安倍晋三もそろそろ引退が近いのではないのでしょうか。