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御用学者

  • 2020年08月23日

 昨日のニュース番組で、厚労省の元医系技官お方が「コロナウィルスは、通常のインフルエンザと同様と考え、普段の日常生活を過ごせば良い。今の状況は騒ぎすぎ。」と自身の見解を述べていました。

 そして、今日の道新の「連続最長政権の実相」という特集の中で、<コロナ後の政策を議論する政府の未来投資会議にも経済活動と両立に積極的な研究者を議員に加えた。その一人の大木隆生・東京慈恵会医科大教授は、7月末の会議で、欧米に比べ10万人当たりの死者数が100分の一程度に抑えられている事を挙げ、「日本においてコロナは怖くない」と言い切った。首相は6月には「日本人は新型コロナの集団免疫がある」と主張する上久保靖彦・京都大特定教授と面会、「この理論を何とか使えないか」と指示し、関係者をあきれさせた。」>と掲載しています。

 先の厚労省元医系技官にも通じる話ですが、政府、とりわけ安倍晋三氏はコロナを普通のインフルと同様と考えたいのでしょう。

 今の政府は、具体的な収束策を国民に提示すること無く、責任を個人に押しつけています。

 しかし、世界中の医療関係者、そして良識のあるリーダーはそのような考えに組みしないでしょう。

 私たちも御用学者に惑わされず、政府を当てにせず、自らの判断と努力で乗り切っていかなければならないと言うことを改めて知らされた思いです。


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