恐怖の1月20日(ブログ3800)
- 2025年01月09日
1月3日のブログで、「トランプ氏が米大統領になった場合の様々な独裁的な政策は、世界中から反発されるだけではないだろうか。そして、トランプ氏を選んだ米国民は、世界中から非難されるだろうし、その事に耐えられるのだろうか。」というような趣旨の文章を掲載いましたが、その時には思いも寄らない事が次々とトランプ氏の口から出されています。
グリーンランドを購入する、パナマ運河を手に入れる、メキシコ湾をアメリカ湾と命名する、NATO同盟国の軍事費はGDP2%から5%を要求するなどです。バイデン政権のブリンケン国務長官は、「あり得ないこと」と一蹴していますが、その根拠は示されていません。
トランプ氏が就任するのは今月20日、まさしく「悪魔が降臨する日」なのか。
手に入れたい場所があれば、それが他国の領有であっても意に介さない。そのために軍備を使用する可能性も示唆している姿は、手法の違いはあれ、ウクライナに対するプーチン氏であり、パレスチナに対するネタニヤフ氏そのものです。世界の秩序を壊すことを厭わず、金と銃で世界を征服するという野望で、ギラギラしています。
片腕には、ITやSNSを屈指するイーロンマスク氏を擁し、ファクトチェックをさせない事に手を染め、他の大手SNS企業も追随するという狂気の環境を整備。
もう一方の腕は、巨大な金と世界一大きな権力で、ブルトーザーのように反対するものを押しつぶす。
できれば、1月20日が来ないことを願うばかりです。