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恣意の塊

  • 2020年05月14日

 国民挙げてコロナウィルス感染症の収束に向けて取り組んでいる最中に、与党はこっそり抜け駆けのように検察庁法の改正を行おうとしています。

 すでにその内容については皆さんご存じのことだろうと思いますから、詳細は省きますが、「このことによって、政府が恣意的な人事を行うということはあり得ない。」ということを鵜呑みにするほど国民は愚かではありません。

 それは、すでにツイッター上で500万件を優に越える爆発的な抗議が広がり、今もなおその勢いが止まらないことで証明されています。

 そして、その発端を顧みれば、黒川弘務東京高検検事長の定年を独断で決定し、閣議において検察庁法の解釈の変更をしたことが、まさしく恣意的だということです。

 7年以上も嘘をつき続けている方が、また嘘をついているということを国民はとっくにお見通しで、今の政府に正義などを期待することも諦めています。


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