恥ずかしい核政策
- 2018年01月17日
ICAN(非政府組織=NGO 核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長が、安倍総理と面会したいという2度にわたる要請を、政府は日程の都合を理由に断りました。
安倍晋三はバルト三国などに外遊中ですが、17日に日本に帰国します。
一方、フィン事務局長は18日に帰国します。
日程が合わないのではなく、会いたくないと言うのが真相であることを国民は見抜いています。
フィン事務局長が言いました。「世界には1万5000発の核弾頭があるが、それでも北朝鮮への抑止力になってはいない。」
そして、ヒロシマで被爆した方の証言を聞いて「沢山の書物を読んできたが、理解が十分で無かったことが分かった。これ以上、核兵器は許容できない。」と話し、被爆者の生々しい証言に認識を新たにしたことを明らかにし、日本が核廃絶条約に参加しなかったことを非難しました。
テレビのニュースでは、国会で行われた各政党との意見交換で、佐藤正久外務副大臣(自衛隊出身、ヒゲのPKO隊長)や自民党の代表が核抑止力や核の傘を言い訳にしていましたが、全く説得力を持ちません。
日本はいつまで自己矛盾の中で「核」を語るのでしょうか。