意味の無い合同演説会
- 2022年06月28日
日刊ゲンダイによると、連合の芳野会長が、今日、参院愛知選挙区で立憲候補と国民候補の応援のために名古屋入りをして、名古屋駅前で行われる<立憲民主・国民民主・連合愛知、三者合同街頭演説>を行う事になったとのことです。
演説は、合同という名の下に行われますが、立憲の候補者は自前の街宣車に乗り自前のマイクで、国民の候補者も自前の街宣車に乗り自前のマイクで演説するということで、芳野会長はどちらかの街宣車に乗って演説をするという、全くよく判らない不思議な合同演説です。
本来ならば、連合愛知の街宣車を3台の真ん中に配置、連合車に三人が乗車してアピールするという構図が合同演説としては相応しいと思いますが、それが出来ない事情を作ってしまった戦犯の一人が芳野会長です。
選挙共闘がご破算となり、今や、立憲民主と国民民主は近親憎悪の敵同士となっています。これでは呉越同舟もいいところで、両候補も両選対も迷惑甚だしいだろうと思いますし、何より有権者がしらけてしまいます。
演説会場の駅前には、連合愛知の動員者でそれなりの人数は集まると思いますが、この演説会は「百害あって一利無し」、マイナスの効果しか生まれません。
そんなことはハナからわかっている両候補と両選対だとは思いますが、連合に対して断る事ができないのも確かだろうと思います。
さて、芳野会長はどちらの候補の街宣車に乗るのでしょうか。
参院選の結果がどうあれ、今・選挙の野党共闘に大きな亀裂を入れた芳野会長は厳しく糾弾されるだろうと思います。