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感染拡大と懸念材料

  • 2022年04月18日

 今日の新規感染者数は道内で1,766人と2,000人を切りましたが、今日は月曜日で前日の検査数が少ない事から感染者数も少なく現れることはご存じの通りです。しかし、先週の月曜日に比較すると215人多くなっており、先々週、そしてその前と比較しても確実に増えています。

 平日の新規感染者数は2,000人超えが続いていますが、1月19日知事が政府の対し蔓延防止等重点措置の要請をした時は1,170人で、それまでの最大感染者数でした。

 その後、コロナは感染力の強いオミクロン株に変異して北海道の新規感染者数は4,000人を超えたことも有りました。

 今、オミクロン株はBA1とBA2が合体したXEへと変異しており、今後はオミクロン株より感染力が強まることが懸念されます。

 話は戻りますが、新規感染者数が2,000人超えを続けているにも関わらず、知事から道民に対するメッセージは全くありません。

 既に国内では9県が過去最高の新規感染者数を記録し、沖縄県では玉城デニー知事が第7波に突入したと記者会見をしており、他の府県の知事も新規感染者数の増加を注視しています。

 3月24日に全国的な蔓延防止等重点措置を解除したことにより、卒業・入学・異動などの時期と重なったことから多人数の会食が増加してきていますし、今後の連休の人流が懸念されます。

 早く、何とかならないかと思う昨今ですが、期待していた塩野義製薬の新薬が動物実験において「催奇形性」が確認された事が報道されました。

 新薬を開発していた塩野義製薬の担当者は「データーから催奇形性が示されており、妊婦への使用は推奨されないと考えている。」とのコメントを発表しましたが、そんな軽い言葉でいいのでしょうか。

 推奨されないのは妊婦だけで良いのか、その考え方には疑問が生じます。

 コロナワクチンは、これまでのワクチンと違い、DNAに直接影響を与えるnRNAを体内に取り込むことになります。

 当初からこのワクチンの接種には年齢制限が用いられていました。

 ナゼかと言えば、将来的に生殖に支障を来す可能性を否定できないというものだからでした。しかし、今は小学生までワクチン接種が進められています。

 接種した小学生の生殖に異常が出るかどうかは、少なくても10年以上の未来でなければ判りませんが、コロナはワクチンも治療薬も生殖や胎児に問題が生じるということだとすれば、生殖年齢と言われる40代までの方々の不安は払拭する事が出来ません。

 既に承認されている米国メルク社の「モルヌピラビル」も催奇形性が指摘され妊婦への投与が禁止されています。

 これでは、ワクチンを接種する若い方々も減少するでしょうし、そのことで感染が拡大するかも知れません、そして期待していた治療薬も忌避されるでしょう。

 「ゼロコロナ」や「ウィズ・コロナ」などはしばらく訪れないのかも知れません。


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