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憲法記念日に思う

  • 2009年05月03日

憲法記念日の昨日、実行委員会が催す「9条平和ライブ」に行ってみた。
若い方々が中心となり、9条の大切さを市民レベルで訴える催しの一環で、落語や講談、コンサートに映画上映と様々な内容で、朝から夕方まで時間を余すことの無い内容、そして、9条を守り、平和を大切にする空気の中で心地よい時を過ごすことができた。
時を同じく、各地では護憲派、改憲派の集会が開かれている。
それぞれの主義主張を持ち、議論することは大切なことであるが、持論を押しつけることなく冷静に議論し、主張することが望まれる。
ふと考えたのだが、自国の憲法について、多くの国民がそれぞれの場で語り合うということが他の国では行われているのだろうかと。浅学の身である私には良くわからないが、日本人は憲法に対する思いの強い国民であることは確かなような気がする。
そして、私自身は憲法擁護派であると思っている。
前文、そして第1条から第99条(補則を含めると第103条)までの条文は、昭和22年5月3日に公布されて以来62年経つ今も色あせることなく、そして未来に向けても脈々と息づいていく憲法であるはずと信じている。
第99条「憲法擁護の義務」:天皇又は摂政及び国会議員、裁判官その他の公務員はこの憲法を尊重し擁護する義務を負う。
此処が崩れかけてきている今、憲法を擁護するのは私たち国民であることを心に刻みたい。


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