成人の日
- 2018年01月08日
今日は成人の日。
昔は1月15日が成人の日でありましたが、祝日に関する法律が、なるべく祝日が連休となるようにと改正され、成人の日が1月の第2月曜日ということになりました。
ともあれ、今年の成人は全国で123万人、道内で4万8,000人、函館では2,160人が新成人となりました。
私たちの頃は確か4,000人位はいたと思いますから、改めて少子化を感じてしまいます。
さて、成人された若い方々の未来はどのような社会になっているのでしょうか。
AI(人工知能)が驚異的に発展し続けており、20年には高速道路での自動運転が実用化、25年には建設工事現場で働くロボットが実用化、26年には語学学校の半分はロボット教師となり、28年には一次産業の農作業が完全自動化となる他、医療の世界では遺伝子治療が一般的になり、脳以外は人造内臓などで交換可能になることも現実化しそうです。
一方、貧困、格差、差別、テロ、国際紛争、宗教対立など課題も山積し、これらの解決にも若い方々の知恵と行動力が求められます。
最近は、アメリカンファースト、東京ファーストなど何かにつけて「・・・ファースト」と、「・・・第一主義」がリーダーたちによって唱えられています。
突き詰めると、自分ファースト=自分第一主義=利己主義の正当化ということになります。
自分の周りのことを無視し、「自分だけが良ければいい」、「自己責任」と言うことがまかり通れば、社会は崩壊してしまいます。
若い方々には、自分ファーストや自己責任などという言葉に流されず、また、自分を見失わずに、社会を形成する一人としての意識と行動を身につけて欲しいと思います。