成人式に想う
- 2009年01月12日
今日は成人式。久しぶりに函館市主催の成人式に出席しました。
なぜ、久しぶりかと言いますと、5・6年前、全国的に成人式に出席している若い人が、会場で傍若無人に振る舞い、大いにひんしゅくをかったことを記憶されている方も多いと思います。
函館も例外ではなく、式が始まっても私語を止めない、挨拶を聞かない、大声を発する、着席しないでステージと来賓席の間をだらだら往来する、会場で酒を飲む等々、司会や挨拶される市長が注意しても一向に治まる気配はなく、その場にいた方々(大人)はその光景が腹立たしく不愉快な思いを抱いただろうと思います。
私も例外ではなく、しばらくは成人式に出席したくないと思っていました。
あれからしばらく経ち、今の成人たちはあの当時と同じなのかとの思いから出席してみることにしました。
挨拶中の私語や大声、着席しないのは相変わらずですが、以前よりは幾分穏やかになった気がします。
大人の話から、新成人の誓いの言葉、アトラクションのチアリーディングと進むにつれ少しずつですが静かになりました。
自分たちと同年代には遠慮をしているのか共感を得ているのかは判りませんが、一部の目立ちたがりを除いて、多くの人たちは当然のように自分の成人式は厳粛に祝って欲しい。想い出に残る成人式であって欲しいと思っているんだと感じました。
今回の出席で、新しい成人の皆さんが未来に失望せず、夢を語れる社会にするために私たちの責任は大きいと改めて想う日となりました。