成果はゼロよりマイナス
- 2019年06月15日
私が仲介役を買って出ます。
トランプ氏に胸を叩き、意気揚々とイランに行ったはいいが、最高指導者のハメネイ師は「米国は信用できない」、「トランプ大統領はメッセージを交換するに値する相手ではない」とけんもほろろに突き返されてしまいました。
さらに、仲介をお願いしたトランプ氏が阿倍晋三氏のイラン訪問を狙ったかのようにイランへの追加制裁を発表したことから、まさしく後ろからも鉄砲を撃たれてしまったわけで、これでは、説得も何もあったもんじゃありません。
その結果、仲介役として全く成果を上げることが出来ないばかりか、イランとの会談に合わせたかのように、日本のタンカーまでもが攻撃を受けてしまいました。
全くのピエロを演じてしまった阿倍晋三氏、トランプ氏はツイッターで「イランとの合意は時期尚早だ。彼らは準備が出来ていない」とまで書き込まれたということは、万が一にもイランが柔軟になってきてもトランプは合意する気は全くなかったということではないでしょうか。
すっかり世界の笑いもののなってしまった阿倍晋三氏、おまけに、ホルムズ海峡での緊張まで引き起こしてしまったのでは何をしに行ったのか、と言うよりも余計なことをしてやぶ蛇になってしまったということではないかと思います。
1回飛行すると数億円とも言われる政府専用機の費用はまたもやドブに捨てられました。