我が軍発言
- 2015年03月27日
安倍総理の「我が軍」発言について、ご本人は「他国軍との対比をイメージして自衛隊を『我が軍』と述べた。それ以上でも、それ以下でもない。自衛隊は私の軍隊とは違う」と答えました。
そして、この「我が軍」発言に対し、菅官房長官は「問題ない」とコメントを発しましたが、この発言に対し、与党は何も感じることがないのでしょうか。
集団的自衛権の行使と、自衛隊法の改正による海外派遣の恒久法化が取り出されている中での発言は、「他国軍との対比」で話したという軽い問題ではありません。
しかし、与党両党からこの問題に対し、危惧する発言がなかったことは全く理解しがたく、与党の皆さんが、すでに平和の問題について思考停止状態に入ったとしか思えません。
菅官房長官に至っては、殿のご乱心を諫めるという側近の大事な役目を放棄しています。 殿にとって耳障りな事を提言する方が回りに居ないということは、イエスマンだけで周りを固めているということであり、都合の悪いことは伝えられなく、偏った情報しか伝えられないということです。このことを世間一般では「裸の王様」と言い、一般的に権力の末期に現れる現象であるということです。