戦争になると(ブログ3080)
- 2022年12月18日
戦争への道をまっしぐらに進む政府・自民党。
岸田氏は国民の敵と言っても過言では有りません。
ロシアによるウクライナ侵攻、「台湾」に関わる米中の緊迫、尖閣諸島をめぐる日中の緊張、更に、余計なことにペロシ下院議長(82歳)が、自らの引退を前にしてのレガシー作りのために台湾を訪れた(卒業旅行?)ことから中国が強く反発し、台湾周辺の軍事訓練を実戦さながらに行い、ミサイルの一部が日本の排他的経済水域に着弾するなど一気に日本を不安に陥れてしまいました。
それを反映してか、敵基地反撃能力の保持について、国民の約6割が支持するという世論調査の結果が出たことで、岸田氏が判断したのか、ハト派の宏池会で育ったはずが、超タカ派に変身して国民を戦争へと導こうとしています。
この方は、敵基地攻撃を行っても、国民の誰一人として犠牲にならないと思っているのでしょうか。
そして6割の国民は、ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにして、敵基地攻撃が現実となった場合に、自分が戦争に無関係でいられると思っているのでしょうか。
今のウクライナが現実の戦争の姿です。
友人・家族が戦地に赴き、戦死したりけがをしたり、そして殺人に手を染める。
残った国民も連日のように砲撃を受け、住む家を奪われ、食糧や水が不足し、電気も無く寒さに震え、明日への希望も失ってしまう。
戦争が始まって300万人以上が海外へと移民しましたし、ウクライナの男性は出国が出来ず国軍として召集を受けており、そして、プーチンはザポリージャ原発を盾にしたり、核兵器の使用をちらつかせています。
日本は、日本海側に多くの原発が存在しており、それも海に面して姿を晒しています。
敵基地攻撃をした場合、それが先制攻撃であっても、そうで無くとも、その報復はすさまじいものになるでしょう。今のJアラートの様に、ミサイルが発射されたらもう間に合いません。空から雨のようにミサイルが日本国中に降り注ぎます。映画の場面が真実になります。
当然、多くの犠牲者が出るでしょう。それがあなたで無い保証は有りません。
日本は島国で有り、ウクライナのように陸続きの隣国へ避難も出来ません。
政府は沖縄県の先島などにシェルターの建設を検討中とのことですが、人口約5万人の石垣島に5万人が数日間避難できるシェルターを本当に作る気でいるのか疑いたくなります。また、国民保護法による試算では、人口約5万人の石垣島の住民を島から避難させるには約10日間、航空機435機が必要とのこと。敵が全ての民間人が避難するまで攻撃を待ってはくれませんし、航空機はミサイルの餌食となるでしょう。
そんなことを6割の国民は想像も出来ないのか、不思議でなりません。
事が起これば逃げ場所は無くなり、相当の戦争被害が見込まれます。
そしてそれはあなたでしょうし、家族でもあるのです。