拉致家族も安倍離れ
- 2019年02月24日
2回目の米朝首脳会談が迫っていますが、ここに来て、安倍晋三氏がトランプ大統領に電話をかけて米朝会談の時に「拉致問題」を議題にしてもらうよう話したと報道されています。
電話会談は約30分でその三分の二を「拉致問題」に費やしたとしていますが、全て英語で話しているわけでは無いのでしょうから、通訳を介すれば実質半分の15分、その内の三分の二であれば約10分となります。
まずは、トランプ大統領からノーベル平和賞推薦のお礼から始まり、それに関わって安倍晋三氏のおべんちゃらが続き、その延長線上で推薦したんだから「拉致問題を」とお願いしたい程度の話をしたと受け止めるのが客観的なところではないでしょうか。
従って、これまで安倍晋三氏が主張していた金正恩委員長との「さし」での話し合いは言葉だけで、いつもの「やっている感」でしかなかったと思います。
今度も、トランプ大統領に頼りっきり「おんぶに抱っこに肩車」状態で、全く主体性の無い対応です。
これまでの安倍晋三氏のやり方に業を煮やした家族会は、安倍晋三の頭越しとなる直接行動に出ることにし、17日に金正恩委員長宛に「全拉致被害者の即時一括帰国を決断していただきたい。」、「帰国した拉致被害者から秘密を聞き出さない」との内容のメッセージを送付しました。
当然、このような内容ですから官邸などには相談していないだろうと思います。
これまで、「拉致問題の解決は私自身の手で行う」と言い続けてきたことを一途に信じていた家族会も、ついに安倍晋三を見放しました。
多くの国民も早く安倍晋三の正体を見破ってほしいものと思います。