放置(呆痴)国家
- 2019年01月11日
県条例を無視した辺野古の土砂投入で、新たに県の承認を得ずに投入土砂の細粒割合を誤魔化して赤土を大量に含む土砂を投入していることが判明しました。
沖縄防衛局が2013年3月、県に提出した埋め立ての承認を求める文書には、岩石以外の砕石や砂などの細粒分の割合を概ね10%前後として申請し許可を得ましたが、17年11月には、埋め立て用の土砂を調達する際に細粒分の割合を「40%以下」として業者に発注していました。
県は、土砂の細粒分の確認をするための現場立ち入り調査を防衛省に求めましたが、「調査を求める法的な根拠を示せ」と応じてはいません。
土砂を搬入した業者も「見るからに赤土が多く混入しており、国の説明する材質とは異なる。赤土を海に投入すればヘドロ状となり、サンゴを死滅する恐れがある。」と指摘しています。
さらに、計画区域外の海に流れ込む可能性もあり、影響が辺野古だけに留まらない事も危惧されています。
政府が辺野古工事を強行する中で行われていることは、まさに「メチャクチャ」で無法を承知の狂気の沙汰以外の何ものでもありません。
日本は「法治国家」ではなく、無法を承知の「放置国家」、リーダーの頭が「呆痴国家」であると指摘されても返す言葉は無いでしょう。