政党とは
- 2011年02月08日
昨年末からですが、全くテレビの報道番組を見る気にならず、今までは、夜9時の「NHKニュースウォッチ9」から10時のHTB(TV朝日)「報道ステーション」、11時のHBC(TBS)「NEWS23クロス」を見ていたことが嘘のようです。
ナゼなのか、それは通常国会、予算委員会等の民主党の体たらくを見たくないからです。
なぜ、同じ民主党の中で対立が生まれるのでしょうか。
なぜ、内部に使うエネルギーを政策実行に使えないのでしょうか。
政党とは、「共通の歴史観と政治主義、そして主張を持つ者が集まり、組織され、政治的利益や政策の実現のために目的を同じくするものの集団」であるはずです。
しかし、今の民主党は、「寄せ集めの烏合の衆」、もとより政権を取るためだけに集まったとしか思えず、政権を手にしてからは「俺が俺が」の主導権争いだけが目に付きます。
新しい政権に期待した国民は、その支持した政党が烏合の衆であることに幻滅し、支持政党というものさえ手放してしまったのではないでしょうか。
政治不信が広がるのも当然のような気がします。
寄せ集めの党であれ、政権を取ったのであれば国民のためという一点の目的のため、内部抗争を棚に上げ、対米従属から決別し、喫緊の国内課題を最重点に取り組み、政権交代を実感出来る政策を推進しなければ、統一自治体選挙によって民主党は瓦解の道へと転げ落ちる気がします。