教師が教師を「いじめ」
- 2019年10月10日
神戸市東須磨小学校で教師が他の教師から「いじめ」に遭うという事件が起きました。
「いじめ」を教室そして学校から無くするために全国の教師が一生懸命に努力している中、生徒に「いじめ」は行わないように指導する立場の教師が、あろうことか同僚教師に対し集団になって日常的に「いじめ」を行っていたことは当該小学校だけではなく、全国に衝撃を与えました。
主犯格の40代の女性教師、そして30代の男性教師3人が同僚のAさんに酒席で無理矢理サケを飲ませたり、強制的に同僚女性教師にLINEで性的なメッセージを送付させる、また、家庭科調理室に呼び出して苦手な劇辛カレーを無理矢理口に入れたり、目や口にこすりつけ、挙げ句には服を脱がしてカレーを塗りつけ、逃げまどう姿を見て腹を抱えて笑い転げ、さらにそれを動画を撮影する他、それを授業のネタにしたなど、陰湿極まりないいじめを行っていました。
さらに、模造紙のロールでみみず腫れが出来るほどAさんの尻を殴るなど、行動はエスカレートし、Aさんが所有する新車のボンネットや屋根に上がって傷つけたりと、歯止めがきかなくなっていました。
この4人はAさんの他にも20代男性教師に暴言を吐くほか、20代の女性教師2人にもセクハラ行為を行っていました。
校長に相談しましたが口頭注意だけで、市教委には解決済みと報告。
しかし、その後もいじめは続いており、Aさんは精神的苦痛から休職に追い込まれてしまったそうです。
事件が明るみに出てから、、校長は「4人には今後授業に携わらせない。」としていますが、それだけでは反省とはならないのではないかと思います。
この4人が別の学校に異動してしまえば、そこでまた教鞭を持つだけではなく、同じような犠牲者が出る可能性を秘めています。
注意しても止めることなくエスカレートしてしまうこの4人こそ精神的な治療が必要だと思いますし、一定期間の教師免許の停止や、さらには剥奪という重い社会的制裁も検討すべきだと思います。