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文献調査周辺町村交付金

  • 2021年09月14日

 今日から始まりました道議会第3回定例会。

 冒頭、61歳の若さで急逝された美瑛町出身の「竹内英順議員」への哀悼の言葉を、同期の喜多龍一道議が捧げ、議場一同で黙祷し、哀悼の意を表しました。

 私も、道議になって2年目に竹内議員と「道州制・地方分権改革等推進調査特別委員会」で正副委員長のコンビを組んで、議会意見の集約に取り組みました。

 当時、この特委においての議論は、道内13の支庁を統合することで広大な北海道を4ないし6の地域にし分県に結び付けることを模索しましたが、統合されるであろう支庁の住民などが反対の声を上げ、会議が開かれる日にはいつも傍聴席が満杯、さらに外では「むしろ旗」を挙げてシュプレヒコールが繰り返されるなど異様な空気の中で審議が行われました。

 結果は皆さんご承知の通り、支庁は統合されず、名前だけが総合振興局と振興局に変わっただけ、高橋はるみ知事の提案でしたが、単なる看板のすり替えに終わりました。

 竹内議員とはそんなご縁もあり、会派は違いますが色々相談することの出来る間柄となりました。本当に残念です。

 さて、開会後、鈴木知事から補正予算の説明がありましたが、この中には、「電源施設等周辺地域対策費」いわゆる文献調査に関わる20億円の交付金のうち、単年度分の10億円から寿都町と神恵内村周辺の町村で、この対策費を希望するところへ配分するための補正予算案の提案がありました。

 寿都町周辺では岩内町が、神恵内村の周辺では古平町、泊村、共和町が手を挙げ、それぞれ1町村7,500万円の計3億円が国から交付されます。

 文献調査に手を挙げた寿都町と岩内村は国が直接交付しますが、周辺町村については道が間接的に交付することになっていることから、今回の道の補正予算に計上されたことになります。

 果たしてこの補正予算に賛成したものかどうか、何か釈然とはしませんが、道は単なるトンネルであることから、致しかたがないところでしょうか。


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