新年にあたって
- 2014年01月01日
新年、明けましておめでとうございます。
皆様には、新しい年を健やかにお迎えになられましたこと、心からお慶び申し上げます。
さて、昨年2013年は、2011年(東日本大震災)同様に、忘れてはならない年となってしまいました。
多くの国民や有識者、弁護士や著名人の反対を押し切り、衆議院・参議院での強行採決で成立した稀代の悪法「特定秘密保護法」は、交付から一年以内の施行となり、安倍首相は出来るだけ早くとの思いから、施行は秒読み状態となっています。
さらに今年は、年を越したTPPの妥結や国会での批准、消費税導入に伴う消費の減退、介護保険の自己負担贈、授業料無償化への所得制限導入、原発の再稼働等々、これらは、道政にとっても重要な課題であり、当然、道民生活にも深く関係する内容ですから、道議会としても機会あるごとに取り上げて行かなければなりません。
また、道内においても、米政策の転換、JR北海道問題、地域医療とりわけ道南地域へのドクターヘリの導入、医師確保など地域医療問題、道財政の健全化、HACのJAL再子会社化、北海道新幹線開業への準備など、様々な課題も山積しています。
一方、来年に迫った知事選に向けて、現職知事は観測気球を上げ、周囲の感触を探っているようですが、これ以上、何もしない知事に北海道を任せるわけにはいきません。
道議会民主党・道民連合会派内に、「道政検証プロジェクトチーム」を立ち上げ、これまでの高橋道政について、六つのワーキンググループで検証作業を行っていますが、今後は作業を急ぎ、この検証を基に「新しい北海道の創造」に向けた政策作りを進め、タイミングを計らいながら知事候補の擁立も行ってまいります。
さて、昨年六月の第二回定例会におきまして道議会民主党・道民連合の政調会長に就任させていただいてから約半年が過ぎました。
以前、政審の副会長を経験したことが有りますが、忙しさはその比ではなく、対外的な対応も含め、札幌にいなければならない日々が多くなっており、その分、皆様にお会いする機会が物理的に減ってしまいましたこと、心からお詫びいたします。
そして、来年は四年ごとの勝負の時を迎えます。
今年一年の取り組みが直接的な評価につながるものと認識し、全力で走り抜ける覚悟ですので、皆様のご理解と変わらぬご支援を重ねてお願いいたしまして、新年にあたってのご挨拶とさせていただきます。