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新幹線開業遅延(ブログ3861)

  • 2025年03月12日

 今日は、予算特別委員会2日目、私から「新幹線札幌開業遅延に関わる影響」について質問しました。

 総合政策部新幹線担当局長から、<遅れとなった主な原因は、渡島トンネルについては、想定を超える地質不良により、掘削速度が大きく低下しており、計画の3割から4割程度しか進んでいなく、また、ボーリング調査の結果、当面は地質が好転する兆候が見られない。 羊蹄トンネルについては、岩塊が頻繁に発見され、その都度地上からの撤去作業がひつようとなって入り、昨年12月~掘削が中断している。これからも厳しい工事を余儀なくされる可能性があるものと考えられる。また、開業の遅れに伴い、札幌駅前再開発事業をはじめ、各自治体が進めている駅周辺整備等のまちづくりの遅れや見直し、開業を見据えた民間投資への影響、JR北海道の経営自立への影響も懸念される。並行在来線の函館・小樽間の運行は昨年98億円の赤字となっており、当面は赤字が継続され、経営に影響がある>というなど、まったく第三者的な答弁に終始し、北海道新幹線札幌延伸の期成会にも属しているだけでは無く、主体的に知事が札幌延伸について政府に要請している立場とは思えない答弁でした。

 心配されるはずの、北海道の首都である札幌への投資の減退、停車駅自治体のまちづくりをへの影響、人流の停滞、函館市の新幹線現駅乗り入れなどに対する対応など微塵もまったく感じられません。

 あまりの無責任な答弁に対し、苦言を呈しながら知事総括審議で、知事の考え方を聞くことを伝えて終了しました。


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