既に第7波か
- 2022年04月20日
湯の川温泉街のホテルや旅館を訪ねてみると、「GWの予約は順調で修学旅行も増えてきている。」と、いずれも安堵の思いを伝えてくれました。
しかし、宿泊業の皆さんは、これまでの蔓延防止等重点措置区域指定解除後や緊急事態宣言後の緩みが次の感染拡大に繋がったことをしっかりと覚えており、喜びの中にも一抹の不安を拭い去ることは出来ないようです。
今日の道内の新規感染者数は3,000人を超えましたし、函館市も120人となりました。
先日もブログに掲載しましたが、今年の1月9日、第6波の感染拡大で北海道が政府に蔓延防止等重点措置の指定を要請したときの新規感染者数は1,170人でした。
今日の数はその時の3倍近くにまで達しようとしています。
いくらオミクロン株は重症化しないと言っても、感染者数の増加は国民のマインドを低下させてしまいます。
中国上海市の報道も他人事ではないと思ってしまいます。
実質上、感染者数の増加は既に第7波を迎えていることを示唆していますし、そのことがGWの宿泊予約に影響がないとは考えられません。
マスコミもウクライナ状況を報道し、コロナウィルス感染症は隅に追いやられてしまった感がしますが、政府は第7波に備えて何を準備するのか、鈴木知事は行政への対応を支持しているのか、これまでの経験を踏まえた「学習能力」を発揮してほしいものと思います。