日ハムの地方戦
- 2014年05月13日
今日は1年に一度のパ・リーグ公式戦、日ハム対西武戦が函館で開催されます。
私は日ハムファンゆえ毎年楽しみにしていて今年も前売りチケットを購入しましたが、今年は道議会の定例委員会のため観戦ができず、チケットを野球好きな知人に差し上げました。
今日は、大谷投手が先発で完投・完封の試合だったことを後で知り、日ハムが今年初めての完投・完封試合であったことを大変喜んでいます。
今日観戦した函館のファンの方々も十分に満足されたものと思い、そのことには感謝いたしますが、少し苦言を呈したいことが有ります。
道民球団である日ハムが、最近、地方戦を大事にしなくなったのではないかということです。
北海道に日ハムが移転してから11年目を迎えますが、道内における今年の地方試合は旭川4試合(ナイター)、帯広2試合(デーゲーム)、函館1試合(デーゲーム)での7試合で、いずれも平日の開催となっています。
旭川はナイター施設が有ることから平日開催でも子ども達は観戦出来ますが、帯広、函館開催は平日のデーゲームとなっており、大人は仕事を休まなければならず、子ども達は学校が有り観戦ができません。
北海道開催ゲーム60試合中7試合しか地方球場での開催はなく、それがデーゲームではせっかく楽しみにしているファンや憧れの選手の活躍をナマで観戦する機会を待っている子ども達の期待を裏切ることになります。
確かに地方球場は、球場の入場定員数が少なく、4万人以上入る札幌ドームに比較して2万人で一杯になる函館オーシャンスタジアムは、興行的には不採算になるかも知れませんが、そのことで地方開催が少ないとしたら、早晩日ハムは札幌の球団で北海道の球団では無くなります。
これまで、函館開催は土・日の二日開催で両日とも2万人を超える入場がありました。
極端に言うと、札幌は平日であろうがドームが有り、そしてナイターですから人は入りますが、地方のウィークディーの昼間開催では様々な障害があり人が入りません。
日ハムが北海道の球団で有り続けて欲しいからこそ、地方開催数を増やし、土日開催にして欲しいと願っているのは、札幌以外の日ハムファンの願いです。
そのために、道が出来ることがあれば、私たちも努力を惜しみません。